ダイエット・体重を維持しようとする体の調節機構

人間でのセットポイント研究によると、被験者の体重をその個人の通常の体重より10%増加させた場合、その増加した体重を維持するためには、通常より多いカロリーが必要であるということが明らかとなりました。

つまり、太っていても痩せていても、その人のセットポイントを超える体重を維持するに、その人の通常の摂取カロリーでは不十分であるということです。

また、通常の体重を維持する場合、太っていても痩せていても、単位体組織当たりの消費カロリー量は同じで、肥満者と非肥満者との間に基本的な代謝に関しての差はないことになります。

そして次に、肥満者と非肥満者の被験者を減量させた場合の消費カロリーが検討されました。体重を10%減少させると、被験者の消費カロリーは15%減少しました。さらに体重を20%、30%と減少させた場合でも、消費カロリーの減少分は15%のままであり、肥満者と非肥満者との間に差は認められなかったという。

つまり、消費カロリーを節約することにより、セットポイントの体重を維持しようとする体の調節機構は、15%の節約が限界のようだ。

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